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雨の日

「雨の日って、退屈だなぁ」

さっちゃんは、窓の外をながめながら、つぶやいていました。

そこへ、お母さんが絵本を持ってきて

「いっしょに読もうよ」と声をかけます。

「絵本を読んでくれるの?」

さっちゃんの退屈だった気持ちは、すっかり吹き飛んでいます。

 絵本は、「そらいろのたね」というお話でした。

 キツネにもらった、そらいろのたねから家がはえてきて、どんどん大きくなって

お城みたいになるのです。さっちゃんは、わくわくしてきました。私もこのおうちに住みたいなぁ・・・。

絵本の中では、街中の子どもたちが、そらいろの家に住んでいます。

 そこへ、キツネがやってきて、そらいろのいえを返してくれと言いだします。

 「ひどいなぁ。キツネくんは。」

さっちゃんは、意地悪なあっくんを思い出していました。

 キツネがひとりじめしたとたん、そらいろのいえはバラバラになって散ってしまいます。

そして、キツネが、地べたにのびていました。

 「あーあ」

 さっちゃんは、そらいろのたねの絵本を読んでもらったおかげで、雨の日に、いろんなことを考えられて、ちっとも退屈しなかったなぁ・・・と思っていました。

  参考図書  そらいろのたね  原話 中川李枝子 絵 大村百合子

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コメント

ぷらねっとさん、ありがとうございます。
うれしいお言葉、励みになります。
これからもよろしくぅ。

投稿: こぐま | 2010年3月26日 (金) 08時11分

こぐまさん、

中川季枝子さんの絵本でしたか。
「ぐりとぐら」はよく子どもたちに読み聞かせしましたが、
「そらいろのたね」は知りませんでした。

こぐまさんの文章はふんわりやさしくて好きです。
言の葉作家さん、応援してます♪

投稿: ぷらねっと | 2010年3月25日 (木) 23時12分

ぷらねっとさん、ありがとうございます。
そらいろのたね は、中川李枝子さんの絵本で、子どもが好きだった絵本です。思い出しながら、このお話を考えました。
絵本って、心があったかくなりますねぇ。
私も、いつかあったかーいお話を書けるようになれたらいいなぁ・・と思います。

投稿: こぐま | 2010年3月25日 (木) 08時10分

「そらいろのたね」
わ~、タイトルだけでもワクワクします♪

そらいろのいえは、
キツネくんがいじわるしたから、
がっかりしたんだろか?
なんて考えたりしました。

こぐまさん、
わたしまで、さっちゃんと一緒に絵本を読んでもらったような
気持ちになりました。
胸がふんわりあたたかくなったみたいです。
ありがとう♪

投稿: ぷらねっと | 2010年3月24日 (水) 22時55分

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