« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

ポエム 20歳

下宿して2年目

大学生活にも慣れ

水泳部のみんなともなじみ

毎日 楽しく暮らしていた

コンパだ

ドライブだ

といって 水泳部の仲間は

私の生活のすべてだった

それでもときには

蒼い時特有の痛みもあって

ひとり泣いた夜もあった

今 思いだしても

ちょっぴり胸がキュンとする

青春の1ページがあった

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

短歌 20歳

自立したと思っているのは私だけ ひとりでできることは少なく

真黒に日焼けした私みるたびに 先輩たちが驚き笑う

うつるから岡山弁は使うなと友に言われて ほやけんなと言う

20歳のときは、香川県に下宿して、大学生活を送っていました。

水泳部に入り、真黒になっていました。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

ポエム 10歳

4年生のとき

はじめて男の先生に担任してもろうた

休み時間に

先生といっしょに

いつも遊んどった

替え歌を作ったり

わからない算数を教えてもろうたり・・・

人見知りの私が

自分から人に声をかけられるようになったんは

先生のおかげじゃ

先生が

今の私の基礎を作ってくれたんじゃなぁ

ありがとう

今はいない竹野先生

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

10歳

カンけりをして遊んでいたあの空き地 今は立派な家が建ってる

日曜の朝はゆっくり眠ってる 両親を起こし得意顔する 

そろばんを習っていたので暗算は 頭の中でそろばんはじく

いろいろぐみ展に展示する詩集、ポエムと短歌 こぐまのあゆみ

の中に書いた短歌です。

10年ごとに書いています。

少しずつ紹介していきます。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

いろいろぐみ展のご案内。

いろいろぐみ展 が7月27日(金)~7月30日(月)まで、

津山の くらやさん で行われます。

県北女性作家13人による作品展です。

私は、イラストレーターの山本あき子さんのご縁で

県南ですが参加させてもらっています。

Photo

時間は、10時~18時(最終日は16時まで)

今回は10周年。

私は、詩集や短歌、ちっちゃい本など展示します。

入場無料なので、ぜひいらしてくださいね。

私は29日に、着物でおじゃまする予定です。

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岡山県情報へ

| | コメント (0)
|

水泳

 ひろしくんは、夏が嫌いじゃ。プールの授業があるからなんじゃ。

ひろしくんは、全然、泳げん。小せぇ頃、プールでおぼれかけてから、

ひろしくんは、水がこおぉておえんのんじゃ。お父さんが、「特訓しちゃる」

ゆうてプールに連れて行くんじゃけど、プールに入るんも、でぇれぇ覚悟せにゃぁ

おえんのんじゃ。ようやっと、水の中に体をつけることはできるようになったけど、

まだ、けのびができん。うつぶせで、水に浮かぶんやこう、どう考えても無理じゃ

と思うてしまう。

 へぇでも、お父さんが、体を支えて浮かせてくれるようにして、なんとか、けのびは

できるようになった。せぇから、クロールの練習じゃ。足をバタバタさせて、手を

ぐるぐる回し、泳ぎょんか、おぼれとんかわからんような格好で、かろうじて

すすんでいく。でも、息継ぎをしたら、もうだめなんじゃ。

お父さんは、仕事が休みの日はいつも気長に、ひろしくんをプールに連れて行った。

ひろしくんは、いっつもバタバタと水しぶきをあげて、ほんのちょっと泳いだら

足をついて終わりじゃった。

 でも、今日は、いつもとちがう。水の抵抗を感じん。自然に、すいっと泳げた。

いつのまにか、ひろしくんは泳げるようになっとったんじゃ。

夏のお日様が、にこにこ笑いながら、ひろしくんを照らしていた。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

夏祭り

 今日は、待ちに待った夏祭りの日じゃ。

きょうこちゃんは、朝から、うれしゅうて、うきうきしとる。昼ごはんを食べたら、

はよう浴衣を着せてもらいとうて、お母さんにお願いする。「わかった、わかった。」

お母さんは、金魚の柄の浴衣をひろげて、きょうこちゃんに着せ始めた。

手を広げて、袖をとおすと、帯をきゅっと結んで、できあがり。

きょうこちゃんは、この金魚の柄の浴衣が大好きなんじゃ。浴衣を着て、

夕方まで待つと、遠くで花火を打ち上げる音がきこえてきた。

「そろそろ行こうか。」お母さんは、そう言って、かわいい下駄をはかせてくれて、

歩いて近くの街に行く。夜店が並んでいて、いか焼きのいい匂いをかぎながら歩いていく。

かき氷も欲しいし、りんご飴もええなぁ、綿菓子も美味しそうじゃ。

きょうこちゃんは、キョロキョロしながら歩いていく。

ふと、金魚すくいが目に入った。「これ、やりたい。」お母さんに言って、

金魚すくいをやってみる。金魚は、つるっと落っこちて、紙は破れてしもうた。

お店のおじさんが、おまけにくれた2匹の金魚を、

きょうこちゃんは、大事に大事にもって帰ったんじゃ。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

歯医者さん

 えみちゃんは、今、でぇれぇゆううつなんじゃ。

なんでって明日、歯医者さんに行かにゃぁおえんから。えみちゃんは、毎年、

学校の歯科検診で虫歯がみつかって、治療してきなさいゆう紙をもらうんじゃ。

毎朝、毎晩、歯磨きはしょんのに、どうして虫歯になるんか、えみちゃんは、納得

できんのんじゃけど、右の奥歯が、ずきんとするたび、泣きそうになる。

歯医者さんに行くと、あのウィーンゆうて削られる機械の音が、きょうとうて、

えみちゃんは、思い出しただけで、ぞっとするんじゃ。

 でも、とうとう歯医者さんに行く日になった。歯医者さんは、大きなマスクをして、

目しか見えん。「はい、大きい口あけて。」こわごわ口をあける。

あの嫌な機械が目に入る。ぎゅっと体に力が入る。

「あー、肩の力をぬいてよぉ。」と先生に言われる。そんなん無理じゃ、えみちゃんは、

思うけど、仕方のう力をぬく。痛いっと思うたけど、思うたより治療は、はようすんだ。

先生が、「よぉ、がんばったなぁ。」ゆうて、ほめてくれた。

 もう絶対虫歯にならんように、歯磨きを丁寧にするぞ、とえみちゃんは、

今年も思うのでした。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

竹野先生

 ひろこちゃんの担任の先生は、竹野先生。

男の先生じゃ。ひろこちゃんは、はじめて男の先生に受けもってもろうたんじゃ。

なんか男の先生はこわそうで、話しにくぅて嫌じゃなぁ・・・、と思よった。

でも、竹野先生はおもしれぇことばぁゆうて、全然こおおねぇし、ひろこちゃんが、

勇気をだして、発表したら、でぇれぇほめてくれる。

毎日、学校に行くんが楽しゅうなった。今日は、雨降りで、行間休みも

外で遊べん。クラスで友達としゃべりょうったら、竹野先生も職員室に行かずに、

クラスにおる。ひろこちゃんらぁが、先生の机をとりかこむ。先生は、

「替え歌を作って遊ぼう」って言いだした。ひろこちゃんが、即興でコマーシャルソング

の替え歌を作ったら、竹野先生は、大笑いして、「ひろこちゃん、なかなか

上手じゃなぁ。」って、ほめてくれる。先生にほめられたんが、うれしゅうて

ひろこちゃんは、替え歌を作り続けた。それから、ひろこちゃんは、

先生と、学校が大好きになったんじゃ。

大人になったひろこちゃんは、今でも竹野先生を思い出すと、

心があったこうなるんじゃ。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

書道

 かずこちゃんは、書道教室に通よんじゃぁ。

小学校1年生から習い始めて、もう3年経った。

日曜日の午前中、家からありぃて10分のところに書道教室はある。

教室に入ると、墨の匂いがして、落ち着いた空気が、かずこちゃんを包む。

半紙を広げて、筆を走らせていく。「あぁ、うったてが、うもうできんなぁ。」

かずこちゃんは、また半紙をとりだして書いていく。

「はらいは、まぁまぁええようにできたで。」1枚書きあげると、先生のところに

もっていく。朱の墨で先生は直していく。

「もうちぃと、太い字を書こうやぁ。この、はらいは上手にできとるよ。」

 先生の字は、本当に上手じゃなぁ、と思う。先生みてぇな字が書けるように

なりてぇなぁ・・・。かずこちゃんが、そんなことを思ようるとき、先生が

「へぇでも、かずちゃんの字は、素直なええ字じゃ。字は、性格がでるけんなぁ。」

ゆうて、笑ようる。私って、素直な、ええ子なんじゃ。

かずこちゃんは、性格をほめられて、ちょっぴりくすぐったかった。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

夢中になれること

夢中になれることがあるって

生きてるって気がする

それをしてるだけで

ほかのことは何にも目にはいらない

そんな何かがあるって

素敵なこと

私も みつけたんだ

だから 今 しあわせ

久しぶりに詩をつくってみました。

今、書くこと と 読むこと に夢中です。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

お母さんとミシン

 けいこちゃんのお母さんは、縫物が得意で、なんでも作ってくれるんじゃ。

けいこちゃんのピアノのおけいこバッグも、ふでばこも、スカートじゃって

作ってくれる。お母さんが、ミシンの前にすわって、カタカタとミシンを動かす

のをみるんが、けいこちゃんは、大好きなんじゃ。手芸店に一緒に行って、

いろんな布をみて歩くんも楽しゅうて、わくわくする。

かわいい花の模様のついた布や、水玉模様の布もええなぁ・・・。

今度は、この布で体育館シューズ入れを作ってもらおうっと。

けいこちゃんが、お母さんに言うと、「ええよ。」と笑ってくれた。

 帰って、早速お母さんは、ミシンの前で、作りだした。1枚の布が、形を

変えていく。「お母さん、すごいなぁ。なんでも作れるんじゃなぁ。」

けいこちゃんが言うと、お母さんが、「けいこにも、できるよ。ちょっとミシン

使ってみる?」ゆうて言うが。

「うん。」と、うなずくと、どきどきしながら、ミシンを動かしてみる。

「このボタンを押したら、動くから、布を手で押さえてね。ゆっくり、ゆっくり。」

お母さんが言うのを聞きながら、けいこちゃんは、ゆっくり動かしていった。

お母さんと同じことが、私にもできるんじゃ、とわくわくしながら・・・。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

大けぇばあちゃん

 けんちゃんのおうちには、大けぇばあちゃんがいます。

今年で92歳です。大けぇばあちゃんは、けんちゃんが生まれたとき

でぇれぇ、喜んでくれたそうです。けんちゃんに、「おつむてんてん」

や「かいぐりかいぐり」なんて手遊びをしてあやしてくれていたそうです。

けんちゃんが4歳になって、大けぇばあちゃんは、よく物を忘れるように

なりました。台所で、お鍋を焦がすことも多くなりました。

「あーあ、おばあちゃん、もうせんでええけんよぉ。」とお母さんが

言うことも多くなりました。大けぇばあちゃんは、ちょっぴりさみしそうな顔を

して、しばらくは、なんもせずにおるんじゃけど、やっぱり、お鍋を焦がしたり、

水道の水を出しっぱなしにしたりするのでした。

 やがて、大けぇばあちゃんは、寝たままで起きれんようになりました。

けんちゃんが、「おばあちゃん、元気だしてぇよぉ。」と言うと、

にっこり笑うのでした。

 そして、ある朝、大けぇばあちゃんは、笑っているような顔をして、

静かに息をひきとったのでした。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

じゅずまわし

 7月1日。今日は、子ども会で毎年、行われとる「じゅずまわし」ゆう

行事があるんじゃ。なおくんは、小学3年生。2年生までは半日ですんどったのに、

今年から1日中、町内を、なげぇじゅずを持って、1軒1軒まわっていかにゃぁおえん

のんじゃ。むかし、梅雨の時期に、村に病気がはやって、そりょお予防するおまじないじゃ

とかなんとか聞いたことがある。

 この行事は、男の子しか参加できんのんじゃ。なおくんは、そのことがなんか

ちょっぴり誇らしゅうて、今日も朝から、はりきっとる。あいにく、外は雨降りで、

カッパを着て歩かにゃぁおえん。

 「なんめーだーよーだーよーだーよー」

太鼓の音にあわせて、大けぇ声をだしながら歩いていく。

けんちゃんも、かずくんも、汗をふきながら、歩く。

かずくんのおじちゃんが、「もっと大きい声だせよぉ。」と、、はっぱをかける。

町の人は、みんな「ありがとう、ごくろうさま。」ゆうて、じゅずをなでていく。

 でぇれぇ疲れるけど、みんなの笑顔をみると元気がでてくる。

昼からは、雨がやんで、うそのように晴れ渡った。いっきに、むし暑うなる。

もうあと少しじゃ。

なおくんは、自分に言いきかせるように、つぶやいた。

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

 

| | コメント (0)
|

ゆめちゃん

 7月になった。今年も、もう半分がすぎて、あと半分しかのうなった。

でも、ゆめちゃんは、早くあと半分すぎてしまやぁええのに・・・と思よった。

ゆめちゃんは、1月生まれ。

お友達は、みんなもう8歳になっとる。けんちゃんなんか、「ゆめちゃんは、まだ7歳

じゃもんなぁ。子どもじゃなぁ。」ってバカにしてくる。

 ゆめちゃんは、お母さんに、「早く1月がこないかなぁ。」と、毎日言よった。

ある日、お母さんが、ゆめちゃんに、「夏休みは、山に行こうやぁ。」と言いだした。

「ゆめちゃんも、もう7歳だから、大山に登ってみよう。」と言うんじゃ。

 夏休みがきて、大山に登ることになった。息をきらして山道を登る。

みたことのない虫や、木がゆめちゃんを迎えてくれた。苦しくてくじけそうに

なったけど、ゆめちゃんは、頂上にたどりついた。見下ろすと、海が見え、

街が小さくみよおる。

お母さんは、「ゆめちゃん、夏は夏を楽しまにゃぁ。

せぇで、1日1日を積み重ねていきゃぁ、いつか立派な大人になる日がくるんよ。」

と笑よおる。

 そして、ゆめちゃんは、1月が、ゆっくりくりゃぁええなぁ、と思えたんじゃって。

                                          (おわり)

岡山弁でお話を作ってみました。どうでしょう?

にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ

| | コメント (0)
|

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »