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お母さんとミシン

 けいこちゃんのお母さんは、縫物が得意で、なんでも作ってくれるんじゃ。

けいこちゃんのピアノのおけいこバッグも、ふでばこも、スカートじゃって

作ってくれる。お母さんが、ミシンの前にすわって、カタカタとミシンを動かす

のをみるんが、けいこちゃんは、大好きなんじゃ。手芸店に一緒に行って、

いろんな布をみて歩くんも楽しゅうて、わくわくする。

かわいい花の模様のついた布や、水玉模様の布もええなぁ・・・。

今度は、この布で体育館シューズ入れを作ってもらおうっと。

けいこちゃんが、お母さんに言うと、「ええよ。」と笑ってくれた。

 帰って、早速お母さんは、ミシンの前で、作りだした。1枚の布が、形を

変えていく。「お母さん、すごいなぁ。なんでも作れるんじゃなぁ。」

けいこちゃんが言うと、お母さんが、「けいこにも、できるよ。ちょっとミシン

使ってみる?」ゆうて言うが。

「うん。」と、うなずくと、どきどきしながら、ミシンを動かしてみる。

「このボタンを押したら、動くから、布を手で押さえてね。ゆっくり、ゆっくり。」

お母さんが言うのを聞きながら、けいこちゃんは、ゆっくり動かしていった。

お母さんと同じことが、私にもできるんじゃ、とわくわくしながら・・・。

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