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2012年7月 4日 (水)

大けぇばあちゃん

 けんちゃんのおうちには、大けぇばあちゃんがいます。

今年で92歳です。大けぇばあちゃんは、けんちゃんが生まれたとき

でぇれぇ、喜んでくれたそうです。けんちゃんに、「おつむてんてん」

や「かいぐりかいぐり」なんて手遊びをしてあやしてくれていたそうです。

けんちゃんが4歳になって、大けぇばあちゃんは、よく物を忘れるように

なりました。台所で、お鍋を焦がすことも多くなりました。

「あーあ、おばあちゃん、もうせんでええけんよぉ。」とお母さんが

言うことも多くなりました。大けぇばあちゃんは、ちょっぴりさみしそうな顔を

して、しばらくは、なんもせずにおるんじゃけど、やっぱり、お鍋を焦がしたり、

水道の水を出しっぱなしにしたりするのでした。

 やがて、大けぇばあちゃんは、寝たままで起きれんようになりました。

けんちゃんが、「おばあちゃん、元気だしてぇよぉ。」と言うと、

にっこり笑うのでした。

 そして、ある朝、大けぇばあちゃんは、笑っているような顔をして、

静かに息をひきとったのでした。

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