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書道

 かずこちゃんは、書道教室に通よんじゃぁ。

小学校1年生から習い始めて、もう3年経った。

日曜日の午前中、家からありぃて10分のところに書道教室はある。

教室に入ると、墨の匂いがして、落ち着いた空気が、かずこちゃんを包む。

半紙を広げて、筆を走らせていく。「あぁ、うったてが、うもうできんなぁ。」

かずこちゃんは、また半紙をとりだして書いていく。

「はらいは、まぁまぁええようにできたで。」1枚書きあげると、先生のところに

もっていく。朱の墨で先生は直していく。

「もうちぃと、太い字を書こうやぁ。この、はらいは上手にできとるよ。」

 先生の字は、本当に上手じゃなぁ、と思う。先生みてぇな字が書けるように

なりてぇなぁ・・・。かずこちゃんが、そんなことを思ようるとき、先生が

「へぇでも、かずちゃんの字は、素直なええ字じゃ。字は、性格がでるけんなぁ。」

ゆうて、笑ようる。私って、素直な、ええ子なんじゃ。

かずこちゃんは、性格をほめられて、ちょっぴりくすぐったかった。

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