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2012年9月 4日 (火)

カレーライス

ぼくは、カレーライスが大好きだ。

暑い夏に、ヒーヒー言いながら、辛いカレーを食べると

汗がどっとふきだし、なんだかワイルドな男になった気がする。

でも、つい、うっかりお母さんに、

「カレー、おいしいね。ぼく、大好きだよ。」

と言ってしまってから、お母さんは、毎日カレーを作りだした。

牛肉・じゃがいも・にんじん・たまねぎ・そして、バーモントカレーの

ルーでできたカレー。

うん、悪くはない。おいしい。

でも、次の日も、カレー。

「またカレー?ちょっと飽きたよ。」

というと、お母さんは、

「そうなの?」と言った。

次の日、お母さんは、なんだかはりきって

小麦粉とカレー粉を炒めて、カレーを作ってしまった。

そうじゃなくて・・・。

「どう?」

と聞いてくるお母さんに、

「まずくはないけど・・・。」

と答えた。

すると、次の日は、お母さんは楽しそうに、チョコレートを入れて

カレーを作った。

そうじゃなくて・・・。

「どう?」

と聞いてくるお母さんに、また、ぼくは、

「まずくはないけど・・・。」

と、つぶやく。

次の日は、ハチミツを入れている。

そうじゃなくて・・・。

お母さん、どんどんいろんなことしてるけど、

ぼくが食べたいのは、ハンバーグなのに・・・。

また、次の日は、ヨーグルト入りカレー。

そうじゃなくて・・・。

オムライスが食べたいんだよ。

しかたなく、我慢してぼくは食べた。

まぁ、お母さんが、ぼくの好きなものを食べさせたいっていう

気持ちはわかっていたから。

そして、今晩。

お母さんのカレーをひと口食べて、

ぼくは驚いた。

まろやかで、コクがあって、今までこんなにおいしいカレーを食べたことがない。

「お母さん、おいしいよ。このカレーは、最高においしいよ。」

ぼくは、2杯もおかわりしてしまった。

そして、なんと今、お母さんはカレーのお店をひらいている。

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