2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

のっぽのみー

イラストレーター・山本あき子

ぽあらの心語り

JUBILEE

  • JUBILEE
    ぽあら の作品を販売してもらっています。

岡山人ブログ

時空モノガタリ

こぐまの日記

あんどん

  • あんどん
    レンタルボックスをお借りしているカフェです。

« 2017年12月 | トップページ

2018年1月

2018年1月20日 (土)

春よ けぇ

   春よ けぇ

 

「はよう春がこんかなぁ。」

 ばあちゃんは、冬将軍にお願いしょうと思うて庭に出た。

 ぴゅーぴゅー冷てぇ風の中、ちょんまげ頭の冬将軍が、

「もっと吹けぇ、もっと吹けぇ。」

ゆうて、はっぱをかきょうる。

 ばあちゃんは、冬将軍さんに声をかけた。

「冬将軍さん、冬はでぇこんがおいしかったし、みかんもおいしゅういただきました。

しっかり冬は楽しませてもろうたんで、もうそろそろ春さんにかわってもらえんじゃろうか。

おねげぇします。」

 冬将軍さんは、

「ほうか。ほんなら、わしはこの辺でいぬるで。」

ゆうて、さぁーっと消えてしもうたんじゃって。

 

 次の日、ばあちゃんの庭に、メジロがとんできて、

「春がきたで。」

ゆうたんじゃって。

 

 

※ けぇ  「来い」  の岡山弁

  でぇこん 「大根」 の岡山弁

  いぬる  「帰る」 の岡山弁


にほんブログ村

2018年1月16日 (火)

ふきのとう

  ふきのとう

 

 はるくんは、四さいの男の子。

 おばあちゃんが、でぇすきなんじゃ。

 一月になって、半分すぎた。

 おばあちゃんは、庭にでちゃあなんかさがしょうる。

「何さがしょん?」

 はるくんが聞いたら、おばあちゃんは、

「はるをさがしょんじゃ。」

ゆうて、わらようる。

「はるくんを?」

 はるくんが聞いたら、

「あはは、ちがう、ちがう。ふきのとうをさがしょんよ。」

ゆうて、柿の木の下をみゅうる。

「あった、あった!」

 土から、ちょこっと顔をだしとるふきのとうをみつけて、おばあちゃんは、

「春がちこうなったで。」

ゆうて、ニコニコしょうったんじゃ。


にほんブログ村

2018年1月 9日 (火)

ねるのがきらいなはるくん

遅くなりましたが、

 

あけましておめでとうございます

 

今年もよろしくお願いいたします。

今年は、原点に戻ろうと思いまして、岡山弁をまた使った作品も作っていきたいと思っています。

岡山弁のお話。

作ってみましたので、よかったら、みてください。

 

 

 ねるのがきらいなはるくん

 

 はるくんは、四才。

 夜、ねるんが、でぇれぇきらいで、いつまでもケラケラわろうて、ちばけるばぁしょうる。

 お母さんの方がねむとうなって、うつらうつらしょんのに、まだねりゃぁせん。

 

 じいちゃんが、

「はようねにゃぁおえまぁが。」

ゆうて、おこったら、ちぃとしょんぼりするけぇど、まだまだねりゃぁせん。

 

 しょうがねぇけぇ、ばあちゃんが、

「絵本をよんだぎょうか。」

ゆうて読んでくれる。

 

 絵本をききょうったら、はるくんは、なんか気もちようなって、いつのまにか、すーすーねてしもうた。

 ときどき、ねながらわらようるで。

 はるくんは、ゆめん中でも、元気にあそびまわりょんじゃろうなぁ。

 

 

※ちばける  岡山弁で「ふざける」の意味


にほんブログ村

« 2017年12月 | トップページ

最近のトラックバック

無料ブログはココログ